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「明確さという贈り物」

体現シリーズ シャウド12
「明確さという贈り物」
クリムゾン・サークル 2005年7月16日

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そしてこのように、親愛なるシャーンブラよ、私たちはこの「新しいエネルギー」の教室に、ともに集まっています。ああ、この日、あなた方は何が始まるかも知らずに、とても甘美に、優しく私たちを招いています(少々、笑)。私たちは今日、ここで、文字通り、私たち自身の波に、私たち自身のエネルギーの馬車に乗っています。ええ、そうです。私たちは、あなたがここに到着する何週間も前から、あなたとともにいます。ここ数日間は、あなたとずっと一緒にいます。
けれども今は、私たちはあなたと本当に一緒にいることができます。ただ隣や後ろの席に座るだけではなく、あなたの内側に座っています。あなたはそれくらい遠くまで来たのです。あなたは完全なる体現を許しました。それくらい、開き、怖れを手放したので、何でも怖れなしに体現することができるのです。あなたには私たちを受け入れることができます。何かが奪われるという怖れなしに、心をかき乱されるかもしれないという怖れなしに、自分が消滅してしまうかもしれないという怖れなしに、あなたの空間に、あなたの現実に、何でも受け入れることができるのです。ああ、あなたがたった今、やっているように体現することこそが、「神聖なる人間」である、本当のしるしなのです。

私たちはあなたの内側から話をしています。私たちはあなたの周りのあらゆるところから話をしています。この年に1度のシャーンブラのギャザリングにおいて、この部屋であなた方すべてと、また、今、聞いている人たちと、後にこのシャーンブラのエネルギーに心動かされる人たちすべてとともに私たちがこうしてシェアしているこの瞬間は、貴重なものです。

今日のシャウドは、おそらく私たちが今までしてきたものと、多少、異なるものになるでしょう。実際のところ、それはすべてあなたにかかっています。すべて、あなた次第です。たった今、この部屋に、あなたとともに集まっているのは、マーク、オアマ、ホワイト・イーグル、カウンシル、クァン・イェンのエネルギーです。いかにも、メアリーのエネルギー - 祝福された、聖なる女性のエネルギーであるメアリー - もまた、この部屋にいます。メアリーはこの土地においては、母なるエネルギーそのものです。先住民、ファースト・ネーション(訳注: ネイティブ・アメリカン)ですら、このメアリーのエネルギーを活用しました。先住民の人たちはメアリーという名前は使いませんでしたが、同じ存在でした。このすべてのエネルギーは、たった今、このシリーズの12回目のシャウドにおいて、私たちとともにいるために、この部屋になだれこんでいます。

さて、私たちは入って来て、シャウドのためにシャーンブラのエネルギーを集めます。このシャウドは、本当にあなたの言葉であり、あなたのエネルギーであり、あなたの意識です。私たちは単にこれを集め、サポートしているだけです。私たちは、あなたに奉仕するために、ここにいます。あなたはたびたび、感じるのですが、 - シャウドが行われる何日も前から - 何が話されるかをあなたは感じています。なぜなら、それはあなたなのですから。今日は少し、違います。というのは、このシャウド12のための脚本は2通りあるからです。そして、どちらを伝えるかはまだ、決まっていません。(少々、笑)

脚本は2通り、あります、シャーンブラよ。私たちは今日、そのうちのひとつをお伝えします。両方ではありません。ひとつをお伝えするでしょう。それは、この「今」という瞬間の、あなたにかかっています。それについて、明確であって下さい。明確でいて下さい。あなた次第です。あなたの、あの深呼吸をして下さい。さて、この2つの脚本がどういうものなのか、私たちから説明してもらいたいのかもしれませんが、それはできません。あなたの感覚から出て来なければならないのです。

(ここで、エネルギーが突然、変化する)

ナマステ・・・ ナマステ・・・ ナマステ。私です、クツミがやって来ました(聴衆、笑)、トバイアスのチャネリングに割りこんでいます。ナマステ・・・ (聴衆が答えるのを待っている)。

聴衆: ナマステ。

クツミ: おかしなことになっています。私、クツミはこのカンファレンスのスケジュールに目を通したのですが、トバイアスの名前や、他の人たちの名前はあったのですが・・・ ホワイト・イーグルや・・・ マークの名前も。しかも、今年はオアマまで招待されているではないですか(さらに笑)。スケジュールのページをすべて見ましたが、クツミはどこにもありません(さらに笑)。私は言いました。「クツミはどこなんだ? きっと何か、手違いがあったに違いない。」 トバイアスにも確かめてみたのですが、無視されました(さらに笑)。

このすべてのことで気持ちが動転していることを言いたくて、シャウドに割りこんできました。私が招かれないシャーンブラのイベントなんて、想像もできないので、今、こうして現われたわけです。ことのなりゆきに動揺しているので、私は自ら、ワークショップを開くことにしました。この場で宣伝しようと思います(さらに笑)。トバイアスには、脇に下がってもらいました。

私がワークショップを開くのは、ここで起こったことを不愉快に思っているからです。ですから、このワークショップを・・・ 「私は何なんだ・・・ どっちみち、牛糞ってとこか?」(大爆笑) これは、自尊心(self-worth)についてのワークショップになります。ワークショップの中では、たとえば・・・ インターネットで邪魔者扱いされるのはどんな気持ちか(さらに笑)・・・ とても空腹な状態でレストランにやって来たら、店はちょうど閉店するところで、もう食事ができない時の気分とか・・・ パートナーに捨てられたらどんな気持ちがするか、というようなことをカバーします。

おい・・・ 私は何なんだ・・・ どっちみち、牛糞ってとこか? 私が今、感じているのはこんな気持ちです・・・ 自尊心を欠いているのは、カンファレンスに招かれなかったからです。だから自分のイベントを創るのです。この「おい、私は何なんだ・・・ どっちみち、牛糞ってとこか」という、自尊心についてのワークショップを開きます。クリーブランド(注:オハイオ州にある都市)で開催します。(さらに大爆笑) 真冬にね(さらに笑)。

それから、参加する人に・・・ 言っておかなければならないのは、参加費用はとても高いので、金銭的な余裕がない人は気を悪くするでしょう。(さらに笑) 私のワークショップを卒業したら、卒業証書ももらえます。「欠落した人間」であることが公認されるわけです(さらに笑)・・・ いかにも、いかにも、「欠落した怪物(lack-ness monster)」になるわけです(ネス湖の怪獣、ネッシーに引っかけている Lock Ness Monster)・・・ それもまた、私のですが。ですから、顔を出して、トバイアスを脇に追いやって、カンファレンスに姿を現さなければなりませんでした。ナマステ・・・

聴衆: ナマステ・・・

(この時点で再びエネルギーが変化し、トバイアスが戻って来る)

トバイアス: 2つの選択肢が、今日、あなたにはあります。(トバイアスが、話の流れを中断されることなどなかったかのように続けるので、聴衆、笑。)・・・ どちらを選ぶかはあなた次第です。私たちは内側に深く入り、この2つの選択肢を感じていただきたいと思います。それは岐路です。シャーンブラとしてのあなただけではなく、後に続く人たちのためにも、内側に入り、それぞれの異なる方向性を感じてみる時です。

深呼吸をして下さい。おそらく、あなたが内側に入った状態では、マインドから抜け出し、ハートのエネルギーに入るでしょう。どちらか一方の選択肢がより良いとか、悪い、ということはありません。どちらを選択しても、同じ場所に辿り着きます。ただ、2通りの異なるやり方があるだけです、シャーンブラよ、2通りの違うやり方があるだけなのです。そこに良い、悪いはありません。2つの選択肢があるだけのことです。両方とも、この日のために万全に準備されています。今、私たちに、あなたのエネルギーを感じさせて下さい。続ける前に、すべてのシャーンブラのエネルギーを感じさせて下さい。

過去12ヶ月にわたり、11のシャウドで私たちは、体現について話をしました。体現とは、怖れなしの受容であること・・・ 障害物を取り除くこと・・・ あなたを押しとどめている物事を解放すること・・・ 自分自身についてのあらゆるものを体現すること・・・ 好きなもの、嫌いなものを体現すること・・・ 過去世のエネルギーを体現すること・・・ 行動に移されることのなかった、具現化することのなかったすべての可能性を体現することです。体現とは、怖れなしの受容なのです。

それが、あなたがこの12ヶ月間、やってきたことです。自分自身であると思っていた物語を解放する、ということです。それは、美しい物語です。あなたが創造したものです。名作です。けれども、それすらも解放する地点がやって来るのです・・・ ああ、通りに投げ捨てるのではなく、否定するのでもありません。私たちが「解放する」と言う時は - 「解放する」と私たちが言う時は常にそうなのですが - あなたの創造物の、エネルギー的な構造を、限界を、コントロールを取り外す、ということを意味します。

1年を通して話してきたように、「スピリット」が、「スピリット」の原エネルギーが創造をする時には、限界はありません。「スピリット」は創造し、それから、その創造物を祝福し、創造物がコントロールされることなしに、古い荷物を引きずることなしに、課題(agenda)も持たず、限界も設けずに拡大し、進化し続けさせてあげるのです。あなたが創造について覚えておくのは、こういうことです。

あなたは物語を創造します。この生涯において、物語に名前をつけ、入ってくる身体を形作ります。そして、ある地点まで来ると、それがもはやあなたではないことに気づきます。それは、あなたのひとつの側面なのです。ですからあなたは、その物語を手放します。ええ、そうすると、当然のことながら、物事は変化します。

しかし、それはあなたを本当に拡大し、次のレベルへと行かせてくれるのです。あなたが存在するこの3次元を超えて行くのを、許してくれます。あまりにもリアルに感じ、あまりにもリアルに見えるこの3次元ですが、それはただひとつの現実に過ぎませんでした。この3次元は、非常に密度が濃く、分厚いので、実際、しばらくすると、淀んできます。透明度(clarity)に欠けてくるのです。あなたは明確さ(clarity)を失います。道に迷ってしまうのです。

ですから、体現することにおいて、自分であるもののすべて、そして自分の周りのあらゆるもの、あらゆる人、あらゆる物事を受け入れることにおいて・・・ ああ、そうすることで、新たな形で表現したいと望んでいるエネルギーが、解放されるのです。エネルギーは「新しいエネルギー」に入って行きたいのです。それが、あなたがこの1年の間、してきたことです。私たちはそうしてきたあなたを愛し、称賛しています。

あなたは、自分自身を大切にすることを学びました。このような言い方をしなければならないのは、妙な感じがします。けれども、確かにそうでした。あなたは自分を大切にすることを忘れていたのです。自分の身体に敬意を払い、マインドに敬意を払い、スピリットに敬意を払うことを忘れていたのです。

あなたの旅に敬意を払って下さい。自分自身を大切にして下さい。教師として、あなたは自らを大切にする必要があります。自分自身に贈り物を与える必要があります。ある種、自己中心的なやり方をすることは、自己愛を持つことは、悪いことでも何でもありません。悪いことなど、何もないのです。いつの間にか、人間の意識が、それは悪いことだと決めつけてしまったのです。

ここから出て行って、世界中の人々が自分自身を愛するのを見ているところを、想像してみて下さい。そうだとしたら、何という祝福でしょうか! ええ、それは、まさにこの場所で、あなたから始めることができるのです。自分自身を大切にして下さい。自分自身を愛して下さい。自分自身を慈しんで下さい。そうすることに悪いことなど、何もありません。

あなたは自分がわがままになるのを怖れています。あなたは、そこから超えて行っているのです。あなたが怖いのは、おそらく、過去にわがまま放題にしていたからかもしれません。あなたは不安定な状態だったのです。けれども、今、あなたのエネルギーはバランスを取り戻しています。

私たちが言ったことを思い出して下さい。「エネルギーは解決を求めています。エネルギーは独自のバランスの形態を求めているのです。」 エネルギーがアンバランスなのは、不自然な状態なのです。自分自身を愛することを怖れないで下さい。あなたが過去にわがままをしてきたことで起こったことを、怖れないで下さい。

あなた方の中には、いまだにアルコール依存症というエネルギーを携えている人がいます。あなたはそのような障害物を立てかけてきました。あなたはこう言い続けます。「私はアルコール依存症だ。」 この瞬間に、私たちが今いるこの安全で、聖なる空間において、それを手放し、自分自身を愛することができますか? あなたはアルコール依存症ではありません。あなたは飲み過ぎた天使なのです。(聴衆、笑) 今、あなたはそこから超えて行きつつあるのです。そのように酒に酔うことは自分のためにはならないことは、もう、あなたにも分かっています。

食べ過ぎたり、何かをし過ぎるのは、あなたの役には立ちません。今はもう、バランスという形をとることです。そのバランスとは、あなたの中にあり、たった今、あなたとともにあります。ちなみに、何人かの人のために言っておかなければなりませんが - バランスとは、退屈なものではありません。バランスとは、独特な形の完了であり、表現なのです。

この1年を通して、私たちは魂の自由について話をしました。あなたはアダマスから、光栄なことに、数回にわたり、話を聞きました - 何と言うか - アダマスから何度か、揺さぶりをかけられましたが、エネルギーを動かし、あのセント・ジャーメインのエネルギーを、錬金術と、変成のエネルギーを流しました。私たちは魂の自由について、広範囲にわたり、話をしてきました。魂の自由という状態において、あなたは自ら選択し、なりたいと望む存在に、輝きを放つ、共時的な存在となるのです。

ああ、あなたはたった今、輝きを放っています。あなたの中に、あなたを通して流れこんで来るエネルギーがあります。あなたから祝福を受けたそのエネルギーは、この部屋に、そしてこれを聞いている人たちにも、途方もない輝きを引き起こしています。あなたは美しい、輝きを放つ存在です。

あなたは今日、さらに多くを耳にしたのですが - 昨日もですが - 共時的な人生について聞きました。共時的な人生とは、あなたが開き・・・ 体現し・・・ 自分自身を愛し・・・ 自らに自由を与え・・・ 心配性な考え方から抜け出し、「新しいエネルギー」の存在の在りように入る時・・・ あらゆるものが共時的となるのです。それは、実際、その瞬間に起こるのです。すべての出来事が、ただ、流れこんで来るように思えます。文字通り、質問がなされる前に、すでに答がそこにあります。

それこそが、実際、「新しいエネルギー」の本当の、自然な形なのです。質問がなされる前に、答がそこにあります。それが本来の形なのです。その傾向がなぜ、失われたかは、私たちには定かではありません。何かを必要だと思うより前に、あなたに必要なすべてのものがそこにある、という存在状態に、もう戻る時なのです。そうすれば、何かを必要とする必要性も、本当に解消するのです。

あなたは過去1年間を、体現し、解放し、許容する(allow)ことに費やしてきました。私たちはこのシャウド12という地点に到達しました。あなたがこのシャウドの方向性を選択した今の地点へと、到達しました。私たちは、これが特別な日であると言っておきましょう。今日は、3重の7の日です。(訳注: 2005年(2+5=7) 7月16日(1+6=7) あなたが数に支配されたり、コントロールされるということではないのですが、皆さんはある特定のエネルギーの道を選ぶことがあるようです - 3重の7のように - 時間であったり、ある出来事であったり、儀式と呼ばれるものもあります。それが、私たちが今日、やっていることです - 3重の7とはつまり、この日、重要な可能性が、まさにこの場所に、あなたとともにあるということです。それは一種、あなたに流れこむ、さらなる可能性があり・・・ 7とは、聖なる、神秘的な、変容するものを表わしています。私たちがこの日、この時に、ここに座っているのは、不思議でも何でもありません。

さて、私たちがなぜ、ここにいるかという核心に触れる前に、3つの重要な要素について話をさせて下さい。このすべてに結びつく、3つの重要な特質について、次の1年間、あなたが文字通り、自らに携えることになる、3つの事柄について話をします。それらは極めてシンプルなイズム(特性)ですが、あなたが今後、やることになるワークの、まさに鍵となるものなのです。

まず最初に、シャーンブラよ、「神」とは「力(power)」ではないことを理解して下さい。人間の意識は現在、「神」を力と同一視しています。「神」は雲や、稲妻や、木を創造することができるとされています。「神」は、物体を動かすことができるとされています。「神」はこれらすべての強力な物事をなし得るとされています。

人類はいまだに、「神」は力である、という意識を持っています。神と力 - この2つの概念の間には、直接的で、関連した、エネルギー的なつながりがあります。要約すると、世界中の宗教が、いまだに「神」とは力であると感じているのです。彼らは、「神」とその力を怖れています。

これはたいしたことではない、と思うかもしれません、シャーンブラよ、けれども、大きなことなのです。このことはあなたが意識を理解するのを助けてくれます。人々がなぜそのように振る舞うのか、自分がどのようにして物事を見ているのかを理解する助けになります。「古いエネルギー」とは、「神」は力である、というものです。「新しいエネルギー」では、新しい意識においては、「神」は単に、表現に過ぎません・・・ 表現です・・・ 絶えず創造し・・・ 創造物の背後に力を必要としないものです。「力」というのは、「古いエネルギー」の概念です。

さて、私たちはあなた方に、エネルギーの物理学について詳細に述べてきました。ここでざっと、おさらいをしてみましょう。エネルギーというものは、ありません。エネルギーは存在しません。潜在的な可能性として以外には、存在しません。「フィールド」(場)や、グリッド - 何と呼んでいただいても構わないのですが - それは中立的な存在状態における可能性以外の何物でもなく、集団であれ、家族であれ、個人であっても、そのような意識によって活性化されるのを待っているのです。

すべての真の源となるものは、中立的な存在状態にあり、すべて、可能性であり、すべて、中立的なものなのです。それは課題(agenda)を持たず・・・ 欲求を持たず・・・ 意識により活性化されるまでは、それ自身の動きはありません。活性化されると、それはエネルギーの性質を帯びます。いわゆる肯定や否定、プラスとマイナス、男性的、女性的・・・ どのように称してもいいのですが、このように様々な種類のバランスを帯びるのです。つまり、二元性の性質を帯びるのです。すると、それは活動を開始します。

この肯定からマイナスまで、常にそこにはバランスが保たれています。通常は、私たちが以前のシャウドでも言ったように、大体、3分の2と3分の1のバランスに保たれています。それは常に変化していますが、それが肯定的な方向であろうと、マイナスの方向であろうと、3分の2と3分の1のバランスに再分類される傾向にあります。しかし、それは、「古いエネルギー」の性質なのです。「古いエネルギー」の世界は文字通り、そのように作用し、燃料を供給されています。

けれども今、「新しいエネルギー」においては、「神」は単なる表現に過ぎません。「力」は必要ありません。この古い、肯定的、否定的というものすら、必要ないのです。あなた方の世界において、否定的なものも、肯定的なものも活性化する必要のない状態で存在し、創造するところを、少しの間、想像して、感じてみて下さい。「古いエネルギー」のバランスは、そこには必要ありません。そこは、「新しいエネルギー」の種類の表現で機能しています。

いいですか、表現と力、あるいはフォース、というのは、2つの異なるものなのです。私たちがここで語義の違いを取り上げているのは分かっていますが、英語というのは、場合によっては非常に制限のある言葉だからです。けれども、想像してみて下さい・・・ あなたが力を持たずに、共時的な人生を生きているのを、少しの間、感じてみて下さい。それは単純に純粋で、明確な(clear)表現なのです。これは、ひとつ、覚えておいていただきたい、非常に重要なことです。「神」は「力」ではありません。「神」は表現なのです。

意識がそのような理解の地点に到達すると、宗教が変化し、人間が互いに作用する形も変化するでしょう。人間がそれぞれ、関わり合う形が変化します。これまでは、権力闘争でした。誰もが何とかして同化しようとし、寄り集まり、力を奪い合い、自らの物語をさらに構築するか、「故郷」へ帰ろうと努めるか、時にはその両方を行なうこともありました。

2つめの点として覚えておいてほしいのが、シャーンブラよ、それは・・・ 私たちはメタファー(比喩)として「火の壁」の話をしました。あなたが「故郷」 - 偉大なるセントラル・サン、王国、スピリットとひとつであること(oneness) - どのように呼んでいただいても構わないのですが、あなたが「故郷」を離れて、「故郷」を去ることを選択して、スピリットにより祝福を受け、スピリットにとって未知のものを探求するために「故郷」を立ち去る時、あなたは、私たちが「火の壁」と呼ぶものを通り抜けました。その「火の壁」において、あなたの個人としてのアイデンティティが創られました。いわゆる、あなたの魂としての存在が、あなたの「創造性」が創られたのです。

「火の壁」を通り抜ける時、あなたはさらに、無数の断片に粉砕されました。「火の壁」を通り抜ける体験において、粉々になることで、あなたは起こり得る、あらゆる可能性もまた、体験したのです。本当にたくさんの・・・ 本当にたくさんのものです。可能性の内側で、さらに様々な可能性を体験しました。このすべてが、ある特定の時間におけるひとつの体験が、すべてあなたに向かって来るのを想像してみて下さい。あなたが選択し得たであろう、あらゆる可能性があなたの中に流れこんで来るのを。想像してみて下さい。

さて、私たちはここで、あなたをあまり惑わせたくはないのですが、そしてこれは今夜の議論の的となることでしょうが、ある意味で、あなたはいまだに、「火の壁」にいるのです、シャーンブラよ。私たちすべてです。私たちはいまだに「火の壁」を体験しているのです。

あなたはひとつの可能性を選び、そこに飛び乗りました。そしてその可能性とは、「火の壁」を去り、この物理的な宇宙と、すべての次元を創造するという冒険へと旅立ち、このシャーンブラのギャザリングに、まさにここに座ることで完結するという現実に思えたでしょう。しかし、それはあなたが選んだひとつの可能性だったのです。そこには、同等の、あるいは同じように重要なバランスを持つ、たくさんの、たくさんの他の可能性があるのです。

ですから、ある意味で、あなたはいまだに「火の壁」にいると言えます。可能性はすべて、まさにそこにあります。様々な可能性があなたの中に、あなたを通して、夢の流れのように入りこんで来て、流れ出して行きます。

宇宙のすべての天使たちが、大天使たちが感じ、知り始めていることのひとつに、ある地点で私たちはこのすべてを減速させなければならなくなった、ということがあります。私たちは、この物質的な存在の形態に到達しなければならなかったのです・・ いわゆる地球に・・・ 物質に・・・ エネルギーを減速させ・・・ 3次元の・・・ より真実に近い、より壮大な自分自身への理解を獲得するために・・・ 私たちを解放するために・・・ あるいは、ある意味で、自分たちをこの「火の壁」において、再統合するために。

さて、現在、私たちが文字通り、体験していることのひとつが、私たちは今でも「火の壁」にいる、ということです。そして私たちは、粉々になったすべての部分と断片を、意図的に粉々にしたもの、大いなる愛をもって粉々にしたものを再統合する手段として、3次元の現実に、私たちが選んだ物質の現実に存在するという可能性をさらに選択しているのです。それらを取り戻すには、私たちは3次元の道が、物質の世界がベストであると感じたからです。

いまだに「火の壁」にいると考えるだけで、あまりのことに、ひょっとすると、あなたは気が遠くなるかもしれません。けれども、あなたのハートは私たちが何を言っているかを理解しています。ハートは理解しています。

それが今後1年間で何度も戻って来る、2つ目の重要な特質と言えます。あなたが、そして私たちが今日、話したことの意味を、より深く理解することでしょう。

次に覚えておくべき特質ですが - これを聞くと、本当に頭がくらくらするかもしれませんが、ハートは開くでしょう - あなたはすでにそこに到達しています。あなたはすでにこのすべてを完了したのです。これはまさに、真実です。あなたが今、していることは、そこに到達するという体験を楽しんでいるのです・・・ お分かりでしょうか。

あなたはすでに到着しました。あなたはすでに、アセンションをしました。すでに統合しました。したのです。ああ、私たちは象徴的に言っているのではありません。文字通りのことを言っているのです。あなたはすでに「新しいエネルギー」へと移行したのです。すでにあなたの完全な「創造性」・・・ どのような言い方をしても構いせんが、を受け取ったのです。あなたは全周期を終えたのです。サークルを完結したのです。

するとあなたは言います。「けれども、それじゃあ、なぜあらゆるものがそのように見えるのですか? なぜ不完全に見えるのですか?」 なぜかと言えば、それがあなたの見事な、素晴らしい、創造性に溢れた欲求の一部だからです。今、あなたはそれを体験したいのです・・・ いいですか。ですから、あなたは体験を行なっているのです。

さて、このことはきっと、あなたにある種の安心感を与えるはずです。おそらくは。それについて毎日、心配するのではなく、もう、体験することを楽しめるからです。あなたはすでにそこに到着したのです、シャーンブラよ。もう、体験を楽しんで下さい。ここからそこまでの間の道のりに、罠などはありません。ブギーマン(訳注: 子供をさらって行くと言われる鬼)などいません。あなたをむさぼり食うようなものは、どこにもいません。あなたから奪おうとするものなど、何もないのです。

では、あなたはどれくらい、体験したいですか? どのようにして体験したいのでしょうか? そもそも、これが先ほど私たちが尋ねた質問です。2通りの脚本です・・・ それはあなた次第です。

そもそも、脚本とは - 要約して言うなら - 2つの脚本とは、「難しいやり方」か、それとも「簡単なやり方」か、ということです。(聴衆、笑) とても単純な言い方をしているのですが。ひとつめのやり方は困難なものでした。それは殉教者のやり方です。肩に十字架を背負うやり方です。苦しみという道です。ものすごいトラウマとドラマを体験して行く道でした。

でも、どうでしょう、それもまた、時には面白いものです(さらに笑)。ただ、そこにはそれ自体に罠があるかもしれないのです。私たちはあなた方が「NO」と言うのを聞いて、とてもうれしく思います。それは罠になり得るからです。それは・・・ あなたを、身動きをとれなくさせてしまうかもしれないからです。もう、十分なのではないか、と私たちは考えています。いくつもの生涯で体験してきたのだと。ですから、おそらくもう、先に進む時ではないか、と(聴衆の多くが、「YES」と言っている)。

もうひとつのやり方とは、ラクなやり方であり、共時性です(聴衆からさらに多くの「YES」)・・・ シンプルさという道であり・・・ 怖れを伴わない道であり・・・ 豊かさの道であり・・・ 輝きを放つ教師となる道です。あなたが現在、この惑星にいるのは、自分で選んだからです。そうする必要はありませんでした。あなたがここにいるのは、教師となるのを選んだからです。あなたは自らに、とんでもない体験を与えました(少々、笑)。そうすることで、より良い教師になれると思ったからです。アダマスのゲームをしたわけです - 「私の苦しみはあなたのものよりひどかった(爆笑)、私の問題の方がすごい。」 - なぜならあなたは、こう感じたからです。A) このゲームは面白い。 B) この体験が、あなたが今後、ともにワークして行くことになる人たちのために、大いなる共感と愛、知っている状態(knowingness)を与えてくれると感じたからです。

さて、あなたは簡単なやり方を選びました。そうですね? それでもなお、あなたはこの深い叡智を持っています。それを犠牲にはしませんでした。それでもなお、あなたには広大な知識が備わっています。あなたの内側には、今でもたくさんの感情があります。では、簡単なやり方で行くのですね。それは良いことです。私たちはいささか、難しいやり方に疲れているものですから(さらに笑)。

では、次のレベルに行きましょう。贈り物を与える時だ、ということです。簡単な物語に、自分のためにラッピングを施した贈り物を。それは難しい物語にはないものですが、簡単な物語にはあるのです。難しい物語がどんなもので包まれているのか知りたくもないでしょうが。(さらに笑) それは私たちが先ほど耳にした、自尊心の欠如についての、あのちょっとした学校に関係しています(さらに笑)。私たちがヴェールのこちら側で楽しませてもらい、ジョークを言い合っていたのは確かです。今日1日、クツミを閉じこめておいたはずなのですが。(さらに笑)

ですから、今がその時なのです。極めてシンプルです。贈り物という時です。「明確さ(CLARITY)」という贈り物の時なのです・・・ 「明確さ」という。あなたはそれに値します、シャーンブラよ。あなたはこの日、自らにそれを与えました。それは、美しい、光輝く、輝きを放つ宝石としてここに、この部屋の中心に置かれています。私たちが創造したこの安全な空間に。それはあなた方1人1人の中にもある、贈り物なのです。

あなたはこの「明確さ」を寄せつけませんでした。時が来るまで、遠ざけて来たのです。そして今、この3重の7の日に、あなたはまさにその時だ、と感じたのです。まさにその時が来たのを、あなたは知っています。あなたはこの贈り物を選びました。さて、それは「明確さ」です。「明確さ」とは、能力です・・・ ちなみに、そうなのです、覚醒というだけではありません。覚醒は、「明確さ」の最初のステップだったかもしれません。けれども、これは違う種類の「明確さ」です。つまり、あなたの人生における、「新しいエネルギー」の「明確さ」なのです。

私たちが先程、話したように、物事がひどく、淀んでしまうことがあります。物事をありのままに見ることが困難なのです。時々、あなたはとても曖昧になります。自分がしていることが分からなくなり、途方に暮れることがあります。

しかし、あなたは今、自分自身に与えたのです。自らに「明確さ」という贈り物を授けました。それは様々な形をとって、あなたのもとへやって来るでしょう。どのようにしてやって来るかという期待を持たないことです。文字通り、明確な視力や聴力を得る人もいるでしょう。ほとんどの人にとってそれは、単純に、「知っている状態」における「明確さ」であり、目に見えるものを超えて、この現実と次元を超えて見るようになることです。

いいですか、木ですら・・・ あなたはそれを木として見ます・・・ そして言います。「樹皮があり、根があり、葉がある。」 ああ・・・ それが本当は何なのか、明確にしましょう。別の層、あるいは別のレベルを見てみましょう。木が持っている、そしてあなたが木に対して抱いている幻想のいくつかを無視しましょう。木の内側には、躍動する、生命力のエネルギーがあります。あなたが、ひとつの現実のレベルから - いわゆる3次元から - 他のものへと飛び移り、自らを拡大させてあげれば、それを見ることができます。感じることができます。あるいは知ることができます。

ええ、私たちが先日、話した、エネルギーの流れに飛び乗ることができるなら、箱から出ることができるなら、これらの現実に拡大していくことができるのです。渦に飛び乗って下さい。サークルを求めて下さい。上下するエネルギーとともに、漂って下さい。中には入ったり、出たりするものがあります。このエネルギーには、入ったり、出たりするものがあるのです。ある瞬間にここにあったものが、次の瞬間にはなかったりします。あなたは中にいるのを感じ、外側にいるのを感じます。そのうちのひとつに飛び乗ってみて下さい。

シンプルになって下さい・・・ シンプルになって下さい。自分は今、「明確さ」を選んでいるのだと、自分自身に伝えて下さい。そうすれば、木の真実の姿を見ることができるでしょう。あなたはこの幻想が - 木が樹皮を持ち、根があり、葉があるという - ことが、ひとつの層であり、レベルであり、ひとつの幻想に過ぎないことが分かるでしょう。

ああ、それから、あなたは人々を相手にする時に、極めて曖昧になることがあるようです。あなたは、相手が投影しているエネルギーだけを、見ているのです。そしてそれが、彼らの唯一の側面だと考えます。明確であって下さい。「明確さ」を招いて下さい。私たちが言ったように、それはこの部屋の中心にある、宝石です。それが今、あなたの「ひとつのチャクラ」へと流れこんでいます。私たちが話している今も、流れこんでいるのです。

あなたがこの部屋に座っていないとしても、あるいは今、聞いていないにしても、これを後になって読むか、聞く場合には、そこには理由があるのです。あなたがそれを望んだのです。この「明確さ」はあなたのものです。あなたに属しています。あなたが創造しました。そして今、あなたはそれを生み出すことを選択しました。



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